2021Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association)Open access

A Case of Uni-centric Castleman's Disease that Formed in the Mesentery of the Transverse Colon

Kazuhiro Yamamoto, Takuo Takehana, Shunsuke Kawai, Satoshi Shiozawa

Open full text 0 citations

Abstract

横行結腸間膜に発生したCastleman病(以下,CD)の1例を経験した.症例は75歳,男性.自治体検診で指摘された低アルブミン血症を契機に,腹部造影CTにて3cm大の腹腔内腫瘤を指摘された.腹腔鏡下に試験切除を行ったところ,病理所見よりCDと診断された.重複病変は明らかではなく,単中心性と診断した.切除後4年現在も再発なく,多中心性を疑わせるような全身症状も定かではない.CDは未だ原因不明のリンパ増殖性疾患であり,確定診断には病理組織診断が必須である.もともと腹腔内では稀と言われてきたが,近年は腹腔内発生の頻度が増加している.CDは単中心性と多中心性に分けられるが,単中心性の場合は切除により治癒が得られることが多く,再発も少ない.多中心性の場合は切除後も全身のリンパ節腫脹や慢性的な炎症反応が持続するが,適切な介入により予後延長効果が示されている.CDの術後は,再発と全身症状に注意した経過観察が重要と考える.

Open-access reader

About this research paper

What this paper is about

横行結腸間膜に発生したCastleman病(以下,CD)の1例を経験した.症例は75歳,男性.自治体検診で指摘された低アルブミン血症を契機に,腹部造影CTにて3cm大の腹腔内腫瘤を指摘された.腹腔鏡下に試験切除を行ったところ,病理所見よりCDと診断された.重複病変は明らかではなく,単中心性と診断した.切除後4年現在も再発なく,多中心性を疑わせるような全身症状も定かではない.CDは未だ原因不明のリンパ増殖性疾患であり,確定診断には病理組織診断が必須である.もともと腹腔内では稀と言われてきたが,近年は腹腔内発生の頻度が増加している.CDは単中心性と多中心性に分けられるが,単中心性の場合は切除により治癒が得られることが多く,再発も少ない.多中心性の場合は切除後も全身のリンパ節腫脹や慢性的な炎症反応が持続するが,適切な介入により予後延長効果が示されている.CDの術後は,再発と全身症状に注意した経過観察が重要と考える.

Why it matters

A significance statement is not available in the OpenAlex record.

Key contribution

A contribution statement is not available in the OpenAlex record.

Method / approach

Method details are not available in the OpenAlex metadata.

Main findings

Findings are not separately available in the OpenAlex metadata.

Limitations

Limitations are not available in the OpenAlex metadata.

Applications

Application details are not available in the OpenAlex metadata.

Available abstract

横行結腸間膜に発生したCastleman病(以下,CD)の1例を経験した.症例は75歳,男性.自治体検診で指摘された低アルブミン血症を契機に,腹部造影CTにて3cm大の腹腔内腫瘤を指摘された.腹腔鏡下に試験切除を行ったところ,病理所見よりCDと診断された.重複病変は明らかではなく,単中心性と診断した.切除後4年現在も再発なく,多中心性を疑わせるような全身症状も定かではない.CDは未だ原因不明のリンパ増殖性疾患であり,確定診断には病理組織診断が必須である.もともと腹腔内では稀と言われてきたが,近年は腹腔内発生の頻度が増加している.CDは単中心性と多中心性に分けられるが,単中心性の場合は切除により治癒が得られることが多く,再発も少ない.多中心性の場合は切除後も全身のリンパ節腫脹や慢性的な炎症反応が持続するが,適切な介入により予後延長効果が示されている.CDの術後は,再発と全身症状に注意した経過観察が重要と考える.

Key concepts: Medicine, Mesentery, Transverse colon, Transverse plane, General surgery, Radiology, Internal medicine, Pathology

Related papers

Back to paper searchBrowse research topicsOriginal source
A Case of Uni-centric Castleman's Disease that Formed in the Mesentery of the Transverse Colon — Research Paper | ScholarLens