Growth and Fruit Production of ‘Masui Dauphine’ Figs (Ficus carica L.) Grafted on Rootstock Varieties Resistant to Ceratocystis Canker
Akihiro Hosomi
Abstract
Open-access reader
Akihiro Hosomi
Abstract
Open-access reader
イチジク株枯病抵抗性がある ‘セレスト’,‘ネグローネ’,‘イスキア・ブラック’,‘キバル’ を台木としたイチジク ‘桝井ドーフィン’ 接ぎ木樹について,本病汚染がない圃場での生育と果実生産性を,いや地耐性のある ‘ジディー’ 台樹を参考に加えて自根樹と比較した.健全圃場において定植2年目から4年目ないし5年目まで調査した結果,結果枝の全長と基部径は ‘セレスト’ 以外の台木使用樹で自根樹を上回る年があった.また,果実生産性(着果率,成熟日,1果重,果皮色,果肉糖度)は,基部節付近(1~5節)において,‘ネグローネ’台樹,‘キバル’台樹,‘ジディー’ 台樹の着果率が,また,‘ジディー’ 以外の台木使用樹の果肉糖度が,それぞれ自根樹を下回る年があった.しかし,これらは限定的で,大半の特性に自根樹との差異はなかった.また,イチジク株枯病の発生はないものの,いや地が生じている圃場で,定植2~4年目の生育を比較した.その結果 ‘ネグローネ’,‘イスキア・ブラック’ 台樹の生育は,‘ジディー’ 台樹には劣るものの,自根樹とは有意差がなかった.以上,イチジク株枯病抵抗性の4品種いずれを台木として使用しても,自根樹に比べて穂木 ‘桝井ドーフィン’ の生育や果実生産性が大きく変化することはなかった.よって,これら4品種の台木としての価値は抵抗性の強弱を第一として評価され,この点で優れる ‘キバル’ や ‘ネグローネ’ の選択がふさわしいと考えられた.
OpenAlex reports 1 citations for this work. Citation counts describe recorded attention and do not establish research quality.
A contribution statement is not available in the OpenAlex record.
Method details are not available in the OpenAlex metadata.
Findings are not separately available in the OpenAlex metadata.
Limitations are not available in the OpenAlex metadata.
Application details are not available in the OpenAlex metadata.
イチジク株枯病抵抗性がある ‘セレスト’,‘ネグローネ’,‘イスキア・ブラック’,‘キバル’ を台木としたイチジク ‘桝井ドーフィン’ 接ぎ木樹について,本病汚染がない圃場での生育と果実生産性を,いや地耐性のある ‘ジディー’ 台樹を参考に加えて自根樹と比較した.健全圃場において定植2年目から4年目ないし5年目まで調査した結果,結果枝の全長と基部径は ‘セレスト’ 以外の台木使用樹で自根樹を上回る年があった.また,果実生産性(着果率,成熟日,1果重,果皮色,果肉糖度)は,基部節付近(1~5節)において,‘ネグローネ’台樹,‘キバル’台樹,‘ジディー’ 台樹の着果率が,また,‘ジディー’ 以外の台木使用樹の果肉糖度が,それぞれ自根樹を下回る年があった.しかし,これらは限定的で,大半の特性に自根樹との差異はなかった.また,イチジク株枯病の発生はないものの,いや地が生じている圃場で,定植2~4年目の生育を比較した.その結果 ‘ネグローネ’,‘イスキア・ブラック’ 台樹の生育は,‘ジディー’ 台樹には劣るものの,自根樹とは有意差がなかった.以上,イチジク株枯病抵抗性の4品種いずれを台木として使用しても,自根樹に比べて穂木 ‘桝井ドーフィン’ の生育や果実生産性が大きく変化することはなかった.よって,これら4品種の台木としての価値は抵抗性の強弱を第一として評価され,この点で優れる ‘キバル’ や ‘ネグローネ’ の選択がふさわしいと考えられた.
Key concepts: Carica, Ficus, Rootstock, Canker, Horticulture, Biology, Botany, Moraceae