Prediction of successful eradication of the oriental fruit fly, Dacus dorsalis Hendel (Diptera:Tephritidae) using spatial distribution indices.
Masakazu Shiga
Abstract
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ミカンコミバエの雄除去法による根絶防除の初期段階において,モニタートラップによる捕獲虫数の分布様式は防除効果を評価するための情報として有用である。局地的に防除効果が不十分な場所が生じ,当初の計画では根絶に至らなかった地域では,雄除去法適用開始後のトラップ捕獲虫の分布集中度Iδや密度-集合度係数βの値が雄除去法適用開始前の値に比べて顕著に上昇した。この分布様式の変化は,雄除去法適用開始後まもなく現われ,同法適用初期に速やかに問題点を摘出することを可能にしうる。このためには,Iδの変化を逐次追跡する方法や,雄除去法適用前の平均こみあい度-平均値の回帰直線上に同法適用開始後の値を順次プロットして回帰直線からのはずれの有無と程度を見る方法が実用的である。また,以上の結果は,害虫の根絶防除における害虫の空間的な分布様式の重要性を示唆するものである。
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ミカンコミバエの雄除去法による根絶防除の初期段階において,モニタートラップによる捕獲虫数の分布様式は防除効果を評価するための情報として有用である。局地的に防除効果が不十分な場所が生じ,当初の計画では根絶に至らなかった地域では,雄除去法適用開始後のトラップ捕獲虫の分布集中度Iδや密度-集合度係数βの値が雄除去法適用開始前の値に比べて顕著に上昇した。この分布様式の変化は,雄除去法適用開始後まもなく現われ,同法適用初期に速やかに問題点を摘出することを可能にしうる。このためには,Iδの変化を逐次追跡する方法や,雄除去法適用前の平均こみあい度-平均値の回帰直線上に同法適用開始後の値を順次プロットして回帰直線からのはずれの有無と程度を見る方法が実用的である。また,以上の結果は,害虫の根絶防除における害虫の空間的な分布様式の重要性を示唆するものである。
Key concepts: Tephritidae, Dacus, Biology, Bactrocera dorsalis, Zoology, Ecology, Botany, PEST analysis