1995Nihon Chikusan GakkaihoOpen access

Effects of Serotonin Antagonist, Cyproheptadine, and Serotonin Depletor, p-Chlorophenylalanine, on Feeding in Rats Kept at High and Temperate-Ambient Temperatures

Y Kurose, H. Yano, Akira Miyazaki

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Abstract

本研究の目的は,暑熱環境における食欲減退にセロトニンが関与する可能性をラット(雄,体重350~400g)を用いて検討した.実験1では,試薬投与前7日間,暑熱(33°C)および快適環境(26°C)下でラットを飼育した,試薬投与直前まで自由採食とした.ノルアドレナリン(10μg)を側脳室投与すると摂食が刺激され,2時間当たりの採食量は増加した.しかしながら,33°C下の採食量の増加は26°C下の採食量の増加よりも少なかった(0.4 vs. 1.Og).セロトニン拮抗薬シプロヘプタジン(15mg/kg体重)をノルアドレナリンと同時投与しても,採食最がノルアドレナリン単独投与の場合より多くなることはなかった.したがってセロトニン神経の活性化は,ノルアドレナリンによる摂食が暑熱環境下において抑制される要因ではない.シプロヘプタジン単独投与後2時間の採食量を測定すると,26°C下では採食量が増加したが,33°C下では増加しなかった.実験2において,7日間の温度馴化後,1日当たりの採食量を明期および暗期に分けて5日間測定したところ,明期の採食量は両環境間で差がなかった.セロトニン合成阻害薬p-クロロフェニルアラニン(PCPA, 3mg)を側脳室投与すると,両環境下で,明期および暗期の採食量が増加した.PCPA投与3日後から7日後までの5日間の採食量は,明期および暗期ともに33°C下の方が26°C下よりも少なかった,以上の結果は,セロトニン神経の活性化が暑熱環境下における食欲の減退に関与しないことを示唆している.

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本研究の目的は,暑熱環境における食欲減退にセロトニンが関与する可能性をラット(雄,体重350~400g)を用いて検討した.実験1では,試薬投与前7日間,暑熱(33°C)および快適環境(26°C)下でラットを飼育した,試薬投与直前まで自由採食とした.ノルアドレナリン(10μg)を側脳室投与すると摂食が刺激され,2時間当たりの採食量は増加した.しかしながら,33°C下の採食量の増加は26°C下の採食量の増加よりも少なかった(0.4 vs. 1.Og).セロトニン拮抗薬シプロヘプタジン(15mg/kg体重)をノルアドレナリンと同時投与しても,採食最がノルアドレナリン単独投与の場合より多くなることはなかった.したがってセロトニン神経の活性化は,ノルアドレナリンによる摂食が暑熱環境下において抑制される要因ではない.シプロヘプタジン単独投与後2時間の採食量を測定すると,26°C下では採食量が増加したが,33°C下では増加しなかった.実験2において,7日間の温度馴化後,1日当たりの採食量を明期および暗期に分けて5日間測定したところ,明期の採食量は両環境間で差がなかった.セロトニン合成阻害薬p-クロロフェニルアラニン(PCPA, 3mg)を側脳室投与すると,両環境下で,明期および暗期の採食量が増加した.PCPA投与3日後から7日後までの5日間の採食量は,明期および暗期ともに33°C下の方が26°C下よりも少なかった,以上の結果は,セロトニン神経の活性化が暑熱環境下における食欲の減退に関与しないことを示唆している.

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Main findings

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Limitations

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Applications

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本研究の目的は,暑熱環境における食欲減退にセロトニンが関与する可能性をラット(雄,体重350~400g)を用いて検討した.実験1では,試薬投与前7日間,暑熱(33°C)および快適環境(26°C)下でラットを飼育した,試薬投与直前まで自由採食とした.ノルアドレナリン(10μg)を側脳室投与すると摂食が刺激され,2時間当たりの採食量は増加した.しかしながら,33°C下の採食量の増加は26°C下の採食量の増加よりも少なかった(0.4 vs. 1.Og).セロトニン拮抗薬シプロヘプタジン(15mg/kg体重)をノルアドレナリンと同時投与しても,採食最がノルアドレナリン単独投与の場合より多くなることはなかった.したがってセロトニン神経の活性化は,ノルアドレナリンによる摂食が暑熱環境下において抑制される要因ではない.シプロヘプタジン単独投与後2時間の採食量を測定すると,26°C下では採食量が増加したが,33°C下では増加しなかった.実験2において,7日間の温度馴化後,1日当たりの採食量を明期および暗期に分けて5日間測定したところ,明期の採食量は両環境間で差がなかった.セロトニン合成阻害薬p-クロロフェニルアラニン(PCPA, 3mg)を側脳室投与すると,両環境下で,明期および暗期の採食量が増加した.PCPA投与3日後から7日後までの5日間の採食量は,明期および暗期ともに33°C下の方が26°C下よりも少なかった,以上の結果は,セロトニン神経の活性化が暑熱環境下における食欲の減退に関与しないことを示唆している.

Key concepts: Cyproheptadine, Serotonin, Antagonist, Chemistry, Internal medicine, Endocrinology, 5-HT receptor, Animal science

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