Volatilization rates of trichloroethylene, 1,1,1-trichloroethane, and tetrachloroethylene from an aqueous solution to the atmosphere.
Shoichi OKOUCHI
Abstract
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地下水の汚染問題として現在,とくに注目されているトリクロロエチレン,1,1,1-トリクロロエタンおよびテトラク灘ロエチレンの水系から大気中への揮散速度を酸素の揮散速度とともに測定した。これら三つの有機塩素化合物および酸素はともに気相側の混合状態によらず,液相側の混合状態に大きく支配されて揮散する液相抵抗支配を示したことから,揮散速度定数比Kv(i)/KvO2(iは有機塩素化合物を表わす)が決定できた。その結果,揮散速度定数比Kv(i)/KvO2はトリクロロエチレン,1,1,1-トリクロロエタンおよびテトラクロロエチレンに対してそれぞれ0.61±0.03,0.59±0.03および0.61±0.03の値を得た。本研究では,測定法として液相から揮散してくる有機塩素化合物を光イオン化検出器を用い,連続的にその気相濃度を測定することから,従来の定期的に試料採取し溶液を分析する方法と比較して,誤差の生ずる危険性も少なく,より速く,より簡便に揮散速度の測定ができた。
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地下水の汚染問題として現在,とくに注目されているトリクロロエチレン,1,1,1-トリクロロエタンおよびテトラク灘ロエチレンの水系から大気中への揮散速度を酸素の揮散速度とともに測定した。これら三つの有機塩素化合物および酸素はともに気相側の混合状態によらず,液相側の混合状態に大きく支配されて揮散する液相抵抗支配を示したことから,揮散速度定数比Kv(i)/KvO2(iは有機塩素化合物を表わす)が決定できた。その結果,揮散速度定数比Kv(i)/KvO2はトリクロロエチレン,1,1,1-トリクロロエタンおよびテトラクロロエチレンに対してそれぞれ0.61±0.03,0.59±0.03および0.61±0.03の値を得た。本研究では,測定法として液相から揮散してくる有機塩素化合物を光イオン化検出器を用い,連続的にその気相濃度を測定することから,従来の定期的に試料採取し溶液を分析する方法と比較して,誤差の生ずる危険性も少なく,より速く,より簡便に揮散速度の測定ができた。
Key concepts: Tetrachloroethylene, Trichloroethylene, Volatilisation, Atmosphere (unit), Aqueous solution, Chemistry, Environmental chemistry, Organic chemistry