Untitled research work
Iwao Takiuchi, Dousei Higuchi, Miho Koga
Abstract
Open-access reader
Iwao Takiuchi, Dousei Higuchi, Miho Koga
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24歳, 主婦. 患者は痂皮や脱毛巣が認められた仔猫を拾い飼育を始めたが, 3日後に仔猫はどこかへ行つてしまつた. したがつて, 仔猫についての菌学的検索をおこない得なかつた. この飼育していた3日間, 患者は仔猫を襟巻きのように頚の上に置いて寝ていたという. 飼育を始めてから8日目に, 頚部を中心に鱗屑を附す環状紅斑が多発してきた. 病巣部の鱗屑等より M. canis を分離, 同定した. トリコフィチン反応は陰性であつた. M. canis が猫から人間へ感染した後,皮疹を発症させるまでの期間については1~2週間位といわれる.本症例は,その感染から発症までの期間が極めて明確であり,かくの如く密接に感染源に接触していると,早ければ5日間,遅くとも8日間で発症に至るものと思われた.
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24歳, 主婦. 患者は痂皮や脱毛巣が認められた仔猫を拾い飼育を始めたが, 3日後に仔猫はどこかへ行つてしまつた. したがつて, 仔猫についての菌学的検索をおこない得なかつた. この飼育していた3日間, 患者は仔猫を襟巻きのように頚の上に置いて寝ていたという. 飼育を始めてから8日目に, 頚部を中心に鱗屑を附す環状紅斑が多発してきた. 病巣部の鱗屑等より M. canis を分離, 同定した. トリコフィチン反応は陰性であつた. M. canis が猫から人間へ感染した後,皮疹を発症させるまでの期間については1~2週間位といわれる.本症例は,その感染から発症までの期間が極めて明確であり,かくの如く密接に感染源に接触していると,早ければ5日間,遅くとも8日間で発症に至るものと思われた.
Key concepts: Canis, Biology, Botany