1964•Medical Entomology and ZoologyOpen access

Effect of density of larval population to the mortality in a laboratory testing technique of mosquito larvicides

登久子 海野, Takeshi Suzuki

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Abstract

アカイエカ幼虫室内殺虫試験において, 同一濃度区においても, 供試虫数が多い場合には死亡率が著しく低くなることを見出し, 幼虫密度の死亡率に与える影響について検討を加えた.供試虫数が多くなるほど(すなわち幼虫密度が高くなるほど)死亡率が低くなる薬剤としては, まずdieldrinであり, ついでp, p'-DDT, ronnel, Baytexにも同様な傾向が認められる.一方, lindane, malathion, t.-DDTではこの傾向がそれほどいちじるしくなく, diazinonではここに用いた虫数に関するかぎり, 死亡率に差が認められなかつた.しかし, 200mlの水量で15〜50匹程度の幼虫を用いる場合には, いずれの殺虫剤の場合にも死亡率にさほどの変動はみられない.すなわち, この条件内で実験するかぎり, 供試幼虫数の多少を問題にする必要はないだろうと考える.容器の大きさと水量をかえ, 同一濃度のdieldrinでテストした場合には, 密度が高くなるほど死亡率はいちじるしく低下するが, 密度が同一でも, 容器が大きくなり, したがつて水量の大きい場合には, 死亡率が若干低下する傾向が認められた.これについては, 表面積の大きさも考慮に入れる必要があろう.次に一旦幼虫を投入し, 試験の終了した残りの水に再び幼虫を加え, 薬剤残存の程度を検討した結果, 幼虫1匹あたりおよそ0.006ppmが限界濃度であること, すなわち各幼虫はおよそこの量のdieldrinを消費するものと推定された.

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アカイエカ幼虫室内殺虫試験において, 同一濃度区においても, 供試虫数が多い場合には死亡率が著しく低くなることを見出し, 幼虫密度の死亡率に与える影響について検討を加えた.供試虫数が多くなるほど(すなわち幼虫密度が高くなるほど)死亡率が低くなる薬剤としては, まずdieldrinであり, ついでp, p'-DDT, ronnel, Baytexにも同様な傾向が認められる.一方, lindane, malathion, t.-DDTではこの傾向がそれほどいちじるしくなく, diazinonではここに用いた虫数に関するかぎり, 死亡率に差が認められなかつた.しかし, 200mlの水量で15〜50匹程度の幼虫を用いる場合には, いずれの殺虫剤の場合にも死亡率にさほどの変動はみられない.すなわち, この条件内で実験するかぎり, 供試幼虫数の多少を問題にする必要はないだろうと考える.容器の大きさと水量をかえ, 同一濃度のdieldrinでテストした場合には, 密度が高くなるほど死亡率はいちじるしく低下するが, 密度が同一でも, 容器が大きくなり, したがつて水量の大きい場合には, 死亡率が若干低下する傾向が認められた.これについては, 表面積の大きさも考慮に入れる必要があろう.次に一旦幼虫を投入し, 試験の終了した残りの水に再び幼虫を加え, 薬剤残存の程度を検討した結果, 幼虫1匹あたりおよそ0.006ppmが限界濃度であること, すなわち各幼虫はおよそこの量のdieldrinを消費するものと推定された.

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Main findings

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Limitations

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Applications

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アカイエカ幼虫室内殺虫試験において, 同一濃度区においても, 供試虫数が多い場合には死亡率が著しく低くなることを見出し, 幼虫密度の死亡率に与える影響について検討を加えた.供試虫数が多くなるほど(すなわち幼虫密度が高くなるほど)死亡率が低くなる薬剤としては, まずdieldrinであり, ついでp, p'-DDT, ronnel, Baytexにも同様な傾向が認められる.一方, lindane, malathion, t.-DDTではこの傾向がそれほどいちじるしくなく, diazinonではここに用いた虫数に関するかぎり, 死亡率に差が認められなかつた.しかし, 200mlの水量で15〜50匹程度の幼虫を用いる場合には, いずれの殺虫剤の場合にも死亡率にさほどの変動はみられない.すなわち, この条件内で実験するかぎり, 供試幼虫数の多少を問題にする必要はないだろうと考える.容器の大きさと水量をかえ, 同一濃度のdieldrinでテストした場合には, 密度が高くなるほど死亡率はいちじるしく低下するが, 密度が同一でも, 容器が大きくなり, したがつて水量の大きい場合には, 死亡率が若干低下する傾向が認められた.これについては, 表面積の大きさも考慮に入れる必要があろう.次に一旦幼虫を投入し, 試験の終了した残りの水に再び幼虫を加え, 薬剤残存の程度を検討した結果, 幼虫1匹あたりおよそ0.006ppmが限界濃度であること, すなわち各幼虫はおよそこの量のdieldrinを消費するものと推定された.

Key concepts: Dieldrin, Malathion, Diazinon, Lindane, Toxicology, Larva, Biology, Pesticide

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