1993Nippon Ishinkin Gakkai ZasshiOpen access

Workshop: Basic and Clinical Studies of Malassezia related diseases. Pityriasis Versicolor and Malassezia Intertrigo.

Takuro Katoh

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Abstract

癜風を中心に, 菌学的な検索と色素異常および治療と再発についての統計的な検討を行ったところ次のような結果を得た. (1) 癜風患者からのMalassezia furfurの培養成績は病変部のみならず非病変部でも健常人より高値であった. また菌種ではPityrosporum orbiculare単独ないしP. ovaleとの混合が多かった. (2) 舌からはステロイド剤内服患者を含めて27例すべてが陰性であったが, 頭髪からの検出率は, 健常人でも高値であった. (3) 脱色素斑を生じやすい要因として寒冷, 露光, 治療があげられた. (4) 抗真菌剤による治療後の治癒判定を直接鏡検で行うと2週後には良好であったが, 培養成績は2週以後も40%以上と高値で, より詳細に判定できた. (5) 直接鏡検陰性により治療を中止し, 以後の再発率をみると治療中止時の培養成績により2か月以内で大きな差を認めた. すなわち陰性例では低く, 陽性例では13例中5例に達した. しかしながら両群とも3か月を過ぎると再発率は急に上昇し, 6か月では60%以上に達した. (6) 癜風病変部の毛包内では開口部から毛漏斗上部では菌糸と胞子を認めたが, 毛漏斗下部では胞子のみを認めた. (7) マラセチア間擦疹の自験例では直接鏡検と培養でovale型胞子の他に少数のorbiculare型胞子が混在していた.

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癜風を中心に, 菌学的な検索と色素異常および治療と再発についての統計的な検討を行ったところ次のような結果を得た. (1) 癜風患者からのMalassezia furfurの培養成績は病変部のみならず非病変部でも健常人より高値であった. また菌種ではPityrosporum orbiculare単独ないしP. ovaleとの混合が多かった. (2) 舌からはステロイド剤内服患者を含めて27例すべてが陰性であったが, 頭髪からの検出率は, 健常人でも高値であった. (3) 脱色素斑を生じやすい要因として寒冷, 露光, 治療があげられた. (4) 抗真菌剤による治療後の治癒判定を直接鏡検で行うと2週後には良好であったが, 培養成績は2週以後も40%以上と高値で, より詳細に判定できた. (5) 直接鏡検陰性により治療を中止し, 以後の再発率をみると治療中止時の培養成績により2か月以内で大きな差を認めた. すなわち陰性例では低く, 陽性例では13例中5例に達した. しかしながら両群とも3か月を過ぎると再発率は急に上昇し, 6か月では60%以上に達した. (6) 癜風病変部の毛包内では開口部から毛漏斗上部では菌糸と胞子を認めたが, 毛漏斗下部では胞子のみを認めた. (7) マラセチア間擦疹の自験例では直接鏡検と培養でovale型胞子の他に少数のorbiculare型胞子が混在していた.

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Main findings

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Limitations

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癜風を中心に, 菌学的な検索と色素異常および治療と再発についての統計的な検討を行ったところ次のような結果を得た. (1) 癜風患者からのMalassezia furfurの培養成績は病変部のみならず非病変部でも健常人より高値であった. また菌種ではPityrosporum orbiculare単独ないしP. ovaleとの混合が多かった. (2) 舌からはステロイド剤内服患者を含めて27例すべてが陰性であったが, 頭髪からの検出率は, 健常人でも高値であった. (3) 脱色素斑を生じやすい要因として寒冷, 露光, 治療があげられた. (4) 抗真菌剤による治療後の治癒判定を直接鏡検で行うと2週後には良好であったが, 培養成績は2週以後も40%以上と高値で, より詳細に判定できた. (5) 直接鏡検陰性により治療を中止し, 以後の再発率をみると治療中止時の培養成績により2か月以内で大きな差を認めた. すなわち陰性例では低く, 陽性例では13例中5例に達した. しかしながら両群とも3か月を過ぎると再発率は急に上昇し, 6か月では60%以上に達した. (6) 癜風病変部の毛包内では開口部から毛漏斗上部では菌糸と胞子を認めたが, 毛漏斗下部では胞子のみを認めた. (7) マラセチア間擦疹の自験例では直接鏡検と培養でovale型胞子の他に少数のorbiculare型胞子が混在していた.

Key concepts: Malassezia, Pityriasis, Tinea versicolor, Dermatology, Medicine, Microbiology, Biology

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Workshop: Basic and Clinical Studies of Malassezia related diseases. Pityriasis Versicolor and Malassezia Intertrigo. — Research Paper | ScholarLens