1974•Folia Endocrinologica JaponicaOpen access

Studies on Insulin Secretion after the Administration of Sulfonylurea in Normal and Diabetic Subjects

Jun-ichiro OKAJIMA

Open full text 0 citations

Abstract

Sulfonylurea剤の糖尿病者に及ぼす作用及び治療効果について検討するため, tolbutamide (2.09) 及び最近開発されたglibenclamide (5mg) を糖尿病者に経口投与を行ない, その時の血糖IRI, NE-FA, GHを測定した.その結果従来のtolbutamideとglibenclamideの間には, その作用の強弱によると考えられる血糖降下の程度の差異を認めたが, 質的な差は認めなかつた.Glibenclamide又はtolbutamideを経口投与し, 60分後に50gGTT (それぞれG-GTT, T-GTTと略す) を行ない, ブドウ糖負荷30分後のinsulinogen icindex (I.Iと略す) を計算すると, G-GTT時では正常者, 軽症糖尿病者群でそれぞれ単独GTT時のそれと比較して増加した.中等症糖尿病者群でもG-GTT時でI.Iの増加する傾向がみられた.T-GTTでは正常者群でのみI.Iの増加がみられた.これらのI.Iの増加は, ブドウ糖負荷前にglibenclamide及びtolbutamideを前投与することにより, ブドウ糖負荷時の膵からのinsulinの放出ないし分泌が充進されたと解され, 言いかえれば, それらの薬剤の前投与が, 膵β-細胞のブドウ糖に対する感受性を増したものと考えられる、これらの事よりSu剤特に91ibenclamideの食前投与は糖尿病治療に適すると推測される.

Open-access reader

About this research paper

What this paper is about

Sulfonylurea剤の糖尿病者に及ぼす作用及び治療効果について検討するため, tolbutamide (2.09) 及び最近開発されたglibenclamide (5mg) を糖尿病者に経口投与を行ない, その時の血糖IRI, NE-FA, GHを測定した.その結果従来のtolbutamideとglibenclamideの間には, その作用の強弱によると考えられる血糖降下の程度の差異を認めたが, 質的な差は認めなかつた.Glibenclamide又はtolbutamideを経口投与し, 60分後に50gGTT (それぞれG-GTT, T-GTTと略す) を行ない, ブドウ糖負荷30分後のinsulinogen icindex (I.Iと略す) を計算すると, G-GTT時では正常者, 軽症糖尿病者群でそれぞれ単独GTT時のそれと比較して増加した.中等症糖尿病者群でもG-GTT時でI.Iの増加する傾向がみられた.T-GTTでは正常者群でのみI.Iの増加がみられた.これらのI.Iの増加は, ブドウ糖負荷前にglibenclamide及びtolbutamideを前投与することにより, ブドウ糖負荷時の膵からのinsulinの放出ないし分泌が充進されたと解され, 言いかえれば, それらの薬剤の前投与が, 膵β-細胞のブドウ糖に対する感受性を増したものと考えられる、これらの事よりSu剤特に91ibenclamideの食前投与は糖尿病治療に適すると推測される.

Why it matters

A significance statement is not available in the OpenAlex record.

Key contribution

A contribution statement is not available in the OpenAlex record.

Method / approach

Method details are not available in the OpenAlex metadata.

Main findings

Findings are not separately available in the OpenAlex metadata.

Limitations

Limitations are not available in the OpenAlex metadata.

Applications

Application details are not available in the OpenAlex metadata.

Available abstract

Sulfonylurea剤の糖尿病者に及ぼす作用及び治療効果について検討するため, tolbutamide (2.09) 及び最近開発されたglibenclamide (5mg) を糖尿病者に経口投与を行ない, その時の血糖IRI, NE-FA, GHを測定した.その結果従来のtolbutamideとglibenclamideの間には, その作用の強弱によると考えられる血糖降下の程度の差異を認めたが, 質的な差は認めなかつた.Glibenclamide又はtolbutamideを経口投与し, 60分後に50gGTT (それぞれG-GTT, T-GTTと略す) を行ない, ブドウ糖負荷30分後のinsulinogen icindex (I.Iと略す) を計算すると, G-GTT時では正常者, 軽症糖尿病者群でそれぞれ単独GTT時のそれと比較して増加した.中等症糖尿病者群でもG-GTT時でI.Iの増加する傾向がみられた.T-GTTでは正常者群でのみI.Iの増加がみられた.これらのI.Iの増加は, ブドウ糖負荷前にglibenclamide及びtolbutamideを前投与することにより, ブドウ糖負荷時の膵からのinsulinの放出ないし分泌が充進されたと解され, 言いかえれば, それらの薬剤の前投与が, 膵β-細胞のブドウ糖に対する感受性を増したものと考えられる、これらの事よりSu剤特に91ibenclamideの食前投与は糖尿病治療に適すると推測される.

Key concepts: Glibenclamide, Tolbutamide, Sulfonylurea, Internal medicine, Endocrinology, Medicine, Insulin, Diabetes mellitus

Related papers

Back to paper searchBrowse research topicsOriginal source
Studies on Insulin Secretion after the Administration of Sulfonylurea in Normal and Diabetic Subjects — Research Paper | ScholarLens