1992NIPPON KAGAKU KAISHIOpen access

Studies on the Development of Polyacrylonitrile Based Activated Carbon Fiber. I. Studies on Preparation of Polyacrylonitrile Based Activated Carbon Fiber.

Kenji Shimazaki, Minoru Hirai

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Abstract

ポリアクリロニトリル系活性炭素繊維は,ポリアクリロニトリル繊維を酸化し, さらに賦活することにより得られる。ポリアクリロニトリル繊維(繊度0.9~5デニール)を空気中にてi225~255℃ の温度で酸化し,得られた酸化程度の異なる酸化繊維をさらに800~1000℃ 賦活した。これら繊維の賦活挙動を考察するとともに,得られた活性炭素繊維の繊維性能および細孔の変化およびベンゼン吸着挙動について検討した。その結果, 高温で賦活することにより,繊維強度の高い活性炭素繊維を短時間の賦活時間で得られることがわかった。また,高温で賦活を行った方が,活性炭素繊維の平均細孔直径は小さくなる傾向があるとともにベンゼン吸着能が向上することがわかった。さらに,賦活前の酸化繊維の酸化程度は,酸化繊維中の酸素結合量,平衡水分率および比重と相関し,賦活においては酸素結合量13%以上(平衡水分率9%以上,比重1.37以上)が適していることが明らかとなった。

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ポリアクリロニトリル系活性炭素繊維は,ポリアクリロニトリル繊維を酸化し, さらに賦活することにより得られる。ポリアクリロニトリル繊維(繊度0.9~5デニール)を空気中にてi225~255℃ の温度で酸化し,得られた酸化程度の異なる酸化繊維をさらに800~1000℃ 賦活した。これら繊維の賦活挙動を考察するとともに,得られた活性炭素繊維の繊維性能および細孔の変化およびベンゼン吸着挙動について検討した。その結果, 高温で賦活することにより,繊維強度の高い活性炭素繊維を短時間の賦活時間で得られることがわかった。また,高温で賦活を行った方が,活性炭素繊維の平均細孔直径は小さくなる傾向があるとともにベンゼン吸着能が向上することがわかった。さらに,賦活前の酸化繊維の酸化程度は,酸化繊維中の酸素結合量,平衡水分率および比重と相関し,賦活においては酸素結合量13%以上(平衡水分率9%以上,比重1.37以上)が適していることが明らかとなった。

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ポリアクリロニトリル系活性炭素繊維は,ポリアクリロニトリル繊維を酸化し, さらに賦活することにより得られる。ポリアクリロニトリル繊維(繊度0.9~5デニール)を空気中にてi225~255℃ の温度で酸化し,得られた酸化程度の異なる酸化繊維をさらに800~1000℃ 賦活した。これら繊維の賦活挙動を考察するとともに,得られた活性炭素繊維の繊維性能および細孔の変化およびベンゼン吸着挙動について検討した。その結果, 高温で賦活することにより,繊維強度の高い活性炭素繊維を短時間の賦活時間で得られることがわかった。また,高温で賦活を行った方が,活性炭素繊維の平均細孔直径は小さくなる傾向があるとともにベンゼン吸着能が向上することがわかった。さらに,賦活前の酸化繊維の酸化程度は,酸化繊維中の酸素結合量,平衡水分率および比重と相関し,賦活においては酸素結合量13%以上(平衡水分率9%以上,比重1.37以上)が適していることが明らかとなった。

Key concepts: Polyacrylonitrile, Activated carbon, Fiber, Materials science, Chemical engineering, Chemistry, Composite material, Organic chemistry

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