Characteristics of Cellulase Hydrolysis of Cellulose Materials
Yoshitaka Ogiwara, Kenichiro Arai, Masataka Yamamoto
Abstract
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Yoshitaka Ogiwara, Kenichiro Arai, Masataka Yamamoto
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セルロース物質の酵素加水分解反応を反応速度論的に取扱うために, まず反応速度式におけるパラメーターを求める方法を検討した。従来のほとんどの報告では還元糖の増加量からパラメーターを求めているが, 著者らの市販の粉末セルラーゼを用いた実験では加水分解生成物は主としてグルコースおよびセロビオースであり, これらの割合が反応の経過とともに著しく変化することを認めたので, 還元糖の測定から反応速度を追跡することは妥当でないと推定した。次に,加水分解におけるセルロース物質の重量損失からパラメーターを求める方法を検討し, 24 時間加水分解後のセルロース物質の重量損失を反応速度とし, Michaelis-Menten の式を変形した Hofstee プロットを用いることによって反応速度パラメーターを精度良く求めることができた。さらにこれらのパラメーターがセルロース物質の微細構造の影響を受けることを認めたので, このようなパラメーターを用いるセルロース物質の微細構造の解析が可能であると推察した。
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セルロース物質の酵素加水分解反応を反応速度論的に取扱うために, まず反応速度式におけるパラメーターを求める方法を検討した。従来のほとんどの報告では還元糖の増加量からパラメーターを求めているが, 著者らの市販の粉末セルラーゼを用いた実験では加水分解生成物は主としてグルコースおよびセロビオースであり, これらの割合が反応の経過とともに著しく変化することを認めたので, 還元糖の測定から反応速度を追跡することは妥当でないと推定した。次に,加水分解におけるセルロース物質の重量損失からパラメーターを求める方法を検討し, 24 時間加水分解後のセルロース物質の重量損失を反応速度とし, Michaelis-Menten の式を変形した Hofstee プロットを用いることによって反応速度パラメーターを精度良く求めることができた。さらにこれらのパラメーターがセルロース物質の微細構造の影響を受けることを認めたので, このようなパラメーターを用いるセルロース物質の微細構造の解析が可能であると推察した。
Key concepts: Cellulase, Cellulose, Hydrolysis, Chemistry, Polymer science, Pulp and paper industry, Chemical engineering, Organic chemistry