2002Nihon Toseki Igakkai ZasshiOpen access

Effects of the membrane pressure of reverse osmosis device against the concentration of endotoxin in the reverse osmosis water.

Kenichi Ono, Michiaki Kubo, Tadaharu Toshida, Toshiharu Ninomiya, Minoru Kashiwagi, Eriko Hirakata, Hidetoshi Kanai, Hideki Hirakata, Satoru Fujimi

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Abstract

当院では透析液のエンドトキシン (endotoxin: ET) 濃度低減化を目的として, 平成9年より通常洗浄に加え, ホルマリンによる逆浸透 (reverse osmosis: RO) 装置の膜洗浄およびRO水, 透析液供給ラインの洗浄を開始した. 当院はAとBの2つの透析室を有しているが, これにより透析室Aでは, 逆浸透タンク内, セントラル, 末端コンソールともにET濃度は有意に低下した. しかし, 透析室BではROタンク内のET濃度の低下がみられず, セントラル, 末端コンソールのET濃度も透析室Aに比べ高値であった. この原因として透析室BのRO装置の膜圧が透析室Aの約2倍と高いことが関与している可能性が考えられた. 透析室BのRO装置を改良して膜圧をA室と同程度まで低下させたところ, ROタンク内のET濃度は, 高膜圧時 (膜圧1.67MPa) のET濃度15.9±5.3EU/Lから低膜圧時 (0.86MPa) 5.5±1.8EU/Lへと低下しこれはA室のET濃度と同程度であった. さらに, 膜圧を変動させ検討したところ, ブレイク圧は存在せず, 膜圧とET濃度には正の相関を認めた (r=0.65, p<0.05). 以上の結果より, RO装置の膜圧を低下させることによりET濃度は低下すると考えられた.

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当院では透析液のエンドトキシン (endotoxin: ET) 濃度低減化を目的として, 平成9年より通常洗浄に加え, ホルマリンによる逆浸透 (reverse osmosis: RO) 装置の膜洗浄およびRO水, 透析液供給ラインの洗浄を開始した. 当院はAとBの2つの透析室を有しているが, これにより透析室Aでは, 逆浸透タンク内, セントラル, 末端コンソールともにET濃度は有意に低下した. しかし, 透析室BではROタンク内のET濃度の低下がみられず, セントラル, 末端コンソールのET濃度も透析室Aに比べ高値であった. この原因として透析室BのRO装置の膜圧が透析室Aの約2倍と高いことが関与している可能性が考えられた. 透析室BのRO装置を改良して膜圧をA室と同程度まで低下させたところ, ROタンク内のET濃度は, 高膜圧時 (膜圧1.67MPa) のET濃度15.9±5.3EU/Lから低膜圧時 (0.86MPa) 5.5±1.8EU/Lへと低下しこれはA室のET濃度と同程度であった. さらに, 膜圧を変動させ検討したところ, ブレイク圧は存在せず, 膜圧とET濃度には正の相関を認めた (r=0.65, p<0.05). 以上の結果より, RO装置の膜圧を低下させることによりET濃度は低下すると考えられた.

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Method / approach

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Main findings

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Limitations

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Applications

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Available abstract

当院では透析液のエンドトキシン (endotoxin: ET) 濃度低減化を目的として, 平成9年より通常洗浄に加え, ホルマリンによる逆浸透 (reverse osmosis: RO) 装置の膜洗浄およびRO水, 透析液供給ラインの洗浄を開始した. 当院はAとBの2つの透析室を有しているが, これにより透析室Aでは, 逆浸透タンク内, セントラル, 末端コンソールともにET濃度は有意に低下した. しかし, 透析室BではROタンク内のET濃度の低下がみられず, セントラル, 末端コンソールのET濃度も透析室Aに比べ高値であった. この原因として透析室BのRO装置の膜圧が透析室Aの約2倍と高いことが関与している可能性が考えられた. 透析室BのRO装置を改良して膜圧をA室と同程度まで低下させたところ, ROタンク内のET濃度は, 高膜圧時 (膜圧1.67MPa) のET濃度15.9±5.3EU/Lから低膜圧時 (0.86MPa) 5.5±1.8EU/Lへと低下しこれはA室のET濃度と同程度であった. さらに, 膜圧を変動させ検討したところ, ブレイク圧は存在せず, 膜圧とET濃度には正の相関を認めた (r=0.65, p<0.05). 以上の結果より, RO装置の膜圧を低下させることによりET濃度は低下すると考えられた.

Key concepts: Reverse osmosis, Medicine, Osmosis, Chromatography, Membrane, Chemistry, Biochemistry

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