1994Japanese poultry scienceOpen access

Evaluation of Antibody-producing Activity and Occurrence of Antibody-dependent Cell-mediated Cytotoxicity(ADCC) in Chick Embryos.

Yasuhiro Kondo, Toshio Ariyasu, Akira Tanabe

Open full text 0 citations

Abstract

ニワトリにおける異種赤血球(ヤギ赤血球)に対する血中抗体の産生能力,脾臓中のIgM産生細胞(PFC)の発生,ならびに末梢血において抗体依存性細胞傷害活性(Antibody-dependent cellmediated cytotoxicity, ADCC)に関与する細胞の発生や存在について,15日齢の胚から3週齢のヒナを用いて追究した。以前の報告に一致して,胚の時期に免疫した個体では,血中の抗体は胚期には測定されず,孵化直後の時期に初めて観察された。また,脾臓中のPFCは孵化直前あるいは孵化日に初めて出現し,血中抗体の出現時期にほぼ一致した。一方,ADCC活性から,15日胚の末梢血にはすでにADCCに関与する細胞が存在していることが示唆された。その後の胚期において,ADCC活性はほぼ直線的に上昇した。この結果は胚の後期にはADCCを介する非特異的な異物排除機構がすでに作動していることを示唆しているとともにADCCに関与する抗体が胚の血中にわずかに存在していることならびにニワトリではすでに15日胚齢頃にはADCC活性発現の一要素であるFcレセプター(FcR)陽性の細胞がすでに胚の血中に存在していることを示唆している。

Open-access reader

About this research paper

What this paper is about

ニワトリにおける異種赤血球(ヤギ赤血球)に対する血中抗体の産生能力,脾臓中のIgM産生細胞(PFC)の発生,ならびに末梢血において抗体依存性細胞傷害活性(Antibody-dependent cellmediated cytotoxicity, ADCC)に関与する細胞の発生や存在について,15日齢の胚から3週齢のヒナを用いて追究した。以前の報告に一致して,胚の時期に免疫した個体では,血中の抗体は胚期には測定されず,孵化直後の時期に初めて観察された。また,脾臓中のPFCは孵化直前あるいは孵化日に初めて出現し,血中抗体の出現時期にほぼ一致した。一方,ADCC活性から,15日胚の末梢血にはすでにADCCに関与する細胞が存在していることが示唆された。その後の胚期において,ADCC活性はほぼ直線的に上昇した。この結果は胚の後期にはADCCを介する非特異的な異物排除機構がすでに作動していることを示唆しているとともにADCCに関与する抗体が胚の血中にわずかに存在していることならびにニワトリではすでに15日胚齢頃にはADCC活性発現の一要素であるFcレセプター(FcR)陽性の細胞がすでに胚の血中に存在していることを示唆している。

Why it matters

A significance statement is not available in the OpenAlex record.

Key contribution

A contribution statement is not available in the OpenAlex record.

Method / approach

Method details are not available in the OpenAlex metadata.

Main findings

Findings are not separately available in the OpenAlex metadata.

Limitations

Limitations are not available in the OpenAlex metadata.

Applications

Application details are not available in the OpenAlex metadata.

Available abstract

ニワトリにおける異種赤血球(ヤギ赤血球)に対する血中抗体の産生能力,脾臓中のIgM産生細胞(PFC)の発生,ならびに末梢血において抗体依存性細胞傷害活性(Antibody-dependent cellmediated cytotoxicity, ADCC)に関与する細胞の発生や存在について,15日齢の胚から3週齢のヒナを用いて追究した。以前の報告に一致して,胚の時期に免疫した個体では,血中の抗体は胚期には測定されず,孵化直後の時期に初めて観察された。また,脾臓中のPFCは孵化直前あるいは孵化日に初めて出現し,血中抗体の出現時期にほぼ一致した。一方,ADCC活性から,15日胚の末梢血にはすでにADCCに関与する細胞が存在していることが示唆された。その後の胚期において,ADCC活性はほぼ直線的に上昇した。この結果は胚の後期にはADCCを介する非特異的な異物排除機構がすでに作動していることを示唆しているとともにADCCに関与する抗体が胚の血中にわずかに存在していることならびにニワトリではすでに15日胚齢頃にはADCC活性発現の一要素であるFcレセプター(FcR)陽性の細胞がすでに胚の血中に存在していることを示唆している。

Key concepts: Antibody-dependent cell-mediated cytotoxicity, Cytotoxicity, Antibody, Chemistry, Immunology, Biology, In vitro, Biochemistry

Related papers

Back to paper searchBrowse research topicsOriginal source
Evaluation of Antibody-producing Activity and Occurrence of Antibody-dependent Cell-mediated Cytotoxicity(ADCC) in Chick Embryos. — Research Paper | ScholarLens