1991KanzoOpen access

Localization of HBx antigen in the liver tissues from patients with chronic hepatitis B.

Akira FURUKATA, Mitsuhiko Moriyama, Yasuyuki Arakawa, Yutaka Matsuo, Noboru Yanaihara

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Abstract

HBx蛋白のペプチド(N端末アミノ酸配列82~100位,116~134位)を合成し,これを家兎に免疫して作製した抗血清(抗HBx抗体)を用いての酸素抗体間接法によって,慢性B型肝炎の肝生検組織内のHBx抗原の発現とIFN治療のHBx抗原に及ぼす影響などについて研究した.肝組織内のHBx抗原陽性率は36例中21例(58.3%)であったが,うちCAHが23例中14例(60.8%), CIHが5例中4例(80.0%), CAHcLDが8例中3例で,病態の進行に伴って本抗原の陽性率は低下する傾向にあった.肝組織内HBx抗原は,HBc抗原とほぼ同じ部位で,肝細胞膜の一部及び細胞質内にび漫性顆粒状に認められた.IFN治療の18例では,HBx抗原は治療前で11例(61.1%)が陽性であったが,治療後には4例が消失し,2例が減少な示した.これら6例のうち5例は,肝組織内HBc抗原も消失し,6カ月以内にHBe抗原からHBe抗体への転換が起きた.これらの成績から,HBx抗原は,HBVの持続感染状態におけるvirusの増殖となんらかの関連性を有することが示唆された.

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HBx蛋白のペプチド(N端末アミノ酸配列82~100位,116~134位)を合成し,これを家兎に免疫して作製した抗血清(抗HBx抗体)を用いての酸素抗体間接法によって,慢性B型肝炎の肝生検組織内のHBx抗原の発現とIFN治療のHBx抗原に及ぼす影響などについて研究した.肝組織内のHBx抗原陽性率は36例中21例(58.3%)であったが,うちCAHが23例中14例(60.8%), CIHが5例中4例(80.0%), CAHcLDが8例中3例で,病態の進行に伴って本抗原の陽性率は低下する傾向にあった.肝組織内HBx抗原は,HBc抗原とほぼ同じ部位で,肝細胞膜の一部及び細胞質内にび漫性顆粒状に認められた.IFN治療の18例では,HBx抗原は治療前で11例(61.1%)が陽性であったが,治療後には4例が消失し,2例が減少な示した.これら6例のうち5例は,肝組織内HBc抗原も消失し,6カ月以内にHBe抗原からHBe抗体への転換が起きた.これらの成績から,HBx抗原は,HBVの持続感染状態におけるvirusの増殖となんらかの関連性を有することが示唆された.

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Applications

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HBx蛋白のペプチド(N端末アミノ酸配列82~100位,116~134位)を合成し,これを家兎に免疫して作製した抗血清(抗HBx抗体)を用いての酸素抗体間接法によって,慢性B型肝炎の肝生検組織内のHBx抗原の発現とIFN治療のHBx抗原に及ぼす影響などについて研究した.肝組織内のHBx抗原陽性率は36例中21例(58.3%)であったが,うちCAHが23例中14例(60.8%), CIHが5例中4例(80.0%), CAHcLDが8例中3例で,病態の進行に伴って本抗原の陽性率は低下する傾向にあった.肝組織内HBx抗原は,HBc抗原とほぼ同じ部位で,肝細胞膜の一部及び細胞質内にび漫性顆粒状に認められた.IFN治療の18例では,HBx抗原は治療前で11例(61.1%)が陽性であったが,治療後には4例が消失し,2例が減少な示した.これら6例のうち5例は,肝組織内HBc抗原も消失し,6カ月以内にHBe抗原からHBe抗体への転換が起きた.これらの成績から,HBx抗原は,HBVの持続感染状態におけるvirusの増殖となんらかの関連性を有することが示唆された.

Key concepts: HBx, Chronic hepatitis, Hepatitis B virus, Antigen, Medicine, Virology, Virus, Immunology

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Localization of HBx antigen in the liver tissues from patients with chronic hepatitis B. — Research Paper | ScholarLens