1974NIPPON KAGAKU KAISHIOpen access

Flocculation of Kaolinite Suspension with Water-soluble Cellulose-Acrylamide Graft Copolymers

Namiko Miyata, Isao Sakata, Ryoichi SENJU

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Abstract

分子鎖が剛直で,溶液中でのその広がりの大きいヒドロキシエチルセルロースにアクリルアミド(AM)をグラフトさせ,分別して水溶性のグラフト共重合体を調製した。この共重合体のカオリン懸濁液に対する凝集能および分子の広がりと関係のある極限粘度[η](同-分子量で比較)について,汎用高分子凝集荊であるポリAM(PAM)のそれらと比較検討した。1グラフト共重合体の枝PAMの数が少数(1~3)のとき,凝集能は枝の数によってはほとんど影響されない。2凝集能におよぼすpHおよび温度の影響は,PAMより共重合体の方が少ない。3共重合体の凝集能は枝PAMの分子量の増加とともに向上し,グラフト率よりも分子量依存性が大きい。このことは,従来凝集能がグラフト率の増加とともに大になるといわれていたことと異なる。4枝PAMの分子量がPAMのそれと同じであれば,凝集能は共重合体の方がPAMより大きい。5グラフト共重合体は同じ分子量のPAMにくらべて,その[η]が大きく,溶液中での分子の広がりも大きいと思われる。このことが橋かけによる懸濁粒子の凝集を容易にし,共重合体がPAMにくらべて,高い凝集能を示した原因の-つであろう。

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分子鎖が剛直で,溶液中でのその広がりの大きいヒドロキシエチルセルロースにアクリルアミド(AM)をグラフトさせ,分別して水溶性のグラフト共重合体を調製した。この共重合体のカオリン懸濁液に対する凝集能および分子の広がりと関係のある極限粘度[η](同-分子量で比較)について,汎用高分子凝集荊であるポリAM(PAM)のそれらと比較検討した。1グラフト共重合体の枝PAMの数が少数(1~3)のとき,凝集能は枝の数によってはほとんど影響されない。2凝集能におよぼすpHおよび温度の影響は,PAMより共重合体の方が少ない。3共重合体の凝集能は枝PAMの分子量の増加とともに向上し,グラフト率よりも分子量依存性が大きい。このことは,従来凝集能がグラフト率の増加とともに大になるといわれていたことと異なる。4枝PAMの分子量がPAMのそれと同じであれば,凝集能は共重合体の方がPAMより大きい。5グラフト共重合体は同じ分子量のPAMにくらべて,その[η]が大きく,溶液中での分子の広がりも大きいと思われる。このことが橋かけによる懸濁粒子の凝集を容易にし,共重合体がPAMにくらべて,高い凝集能を示した原因の-つであろう。

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分子鎖が剛直で,溶液中でのその広がりの大きいヒドロキシエチルセルロースにアクリルアミド(AM)をグラフトさせ,分別して水溶性のグラフト共重合体を調製した。この共重合体のカオリン懸濁液に対する凝集能および分子の広がりと関係のある極限粘度[η](同-分子量で比較)について,汎用高分子凝集荊であるポリAM(PAM)のそれらと比較検討した。1グラフト共重合体の枝PAMの数が少数(1~3)のとき,凝集能は枝の数によってはほとんど影響されない。2凝集能におよぼすpHおよび温度の影響は,PAMより共重合体の方が少ない。3共重合体の凝集能は枝PAMの分子量の増加とともに向上し,グラフト率よりも分子量依存性が大きい。このことは,従来凝集能がグラフト率の増加とともに大になるといわれていたことと異なる。4枝PAMの分子量がPAMのそれと同じであれば,凝集能は共重合体の方がPAMより大きい。5グラフト共重合体は同じ分子量のPAMにくらべて,その[η]が大きく,溶液中での分子の広がりも大きいと思われる。このことが橋かけによる懸濁粒子の凝集を容易にし,共重合体がPAMにくらべて,高い凝集能を示した原因の-つであろう。

Key concepts: Flocculation, Acrylamide, Polyacrylamide, Copolymer, Cellulose, Suspension (topology), Chemistry, Kaolinite

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