1972•Journal of Weed Science and TechnologyOpen access

Absorption of NIP by several Soil-borne Fungal Mycelium in Culture

Kadzunori Tatsuyama, Kiyoshi SUGAWA, Hiroki Yamamoto, Hiroshi Egawa

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Abstract

土壌中におけるNIPの消長に土壌微生物の存在が関与するものと思われたので, とくに土壌中の糸状菌についてその役割を検討した。供試土壌から分離された三種類の糸状菌菌株をNIP-ツァペック培地で培養した結果, 培養がすすむにしたがって培地中から回収されるNIPの量が著しく減少した。以下の実験は F. oxysporum を用いて行なった。NIP-ツァペック培地からのNIPの減少は F. oxysporum 菌糸塊を混入後きわめて短時間内におこるので, 本実験の範囲内でのNIPの減少は, 主として菌体への吸着によるもののようで, 土壌微生物-NIPの実験系においてNIPの減少機構を検討する際, 微生物菌体によるNIP吸着も無視できないものと思われた。NIP-ツァペック培地からのNIP回収量は, 混入する F. oxysporum 菌糸量が増加するにしたがって減少した。また, 死菌体によるNIPの吸着も認められたが, 生菌体による吸着量に劣っていた。このことは, 培地中のNIPの減少が, 単なる吸着だけでなく, 菌の生物活性とも関係すると思われたが, 本実験の範囲ではNIPの分解物を確認することはできなかった。菌体によるNIPの吸収は否定できないが, さらに検討を要する。一定量の F. oxysporum 菌糸にNIP溶液を繰返し接触させ, 菌糸による最大NIP吸着量を計算した結果, 生体重1mg当り約2.7γと推定された。

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土壌中におけるNIPの消長に土壌微生物の存在が関与するものと思われたので, とくに土壌中の糸状菌についてその役割を検討した。供試土壌から分離された三種類の糸状菌菌株をNIP-ツァペック培地で培養した結果, 培養がすすむにしたがって培地中から回収されるNIPの量が著しく減少した。以下の実験は F. oxysporum を用いて行なった。NIP-ツァペック培地からのNIPの減少は F. oxysporum 菌糸塊を混入後きわめて短時間内におこるので, 本実験の範囲内でのNIPの減少は, 主として菌体への吸着によるもののようで, 土壌微生物-NIPの実験系においてNIPの減少機構を検討する際, 微生物菌体によるNIP吸着も無視できないものと思われた。NIP-ツァペック培地からのNIP回収量は, 混入する F. oxysporum 菌糸量が増加するにしたがって減少した。また, 死菌体によるNIPの吸着も認められたが, 生菌体による吸着量に劣っていた。このことは, 培地中のNIPの減少が, 単なる吸着だけでなく, 菌の生物活性とも関係すると思われたが, 本実験の範囲ではNIPの分解物を確認することはできなかった。菌体によるNIPの吸収は否定できないが, さらに検討を要する。一定量の F. oxysporum 菌糸にNIP溶液を繰返し接触させ, 菌糸による最大NIP吸着量を計算した結果, 生体重1mg当り約2.7γと推定された。

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Method / approach

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Main findings

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Limitations

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Applications

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Available abstract

土壌中におけるNIPの消長に土壌微生物の存在が関与するものと思われたので, とくに土壌中の糸状菌についてその役割を検討した。供試土壌から分離された三種類の糸状菌菌株をNIP-ツァペック培地で培養した結果, 培養がすすむにしたがって培地中から回収されるNIPの量が著しく減少した。以下の実験は F. oxysporum を用いて行なった。NIP-ツァペック培地からのNIPの減少は F. oxysporum 菌糸塊を混入後きわめて短時間内におこるので, 本実験の範囲内でのNIPの減少は, 主として菌体への吸着によるもののようで, 土壌微生物-NIPの実験系においてNIPの減少機構を検討する際, 微生物菌体によるNIP吸着も無視できないものと思われた。NIP-ツァペック培地からのNIP回収量は, 混入する F. oxysporum 菌糸量が増加するにしたがって減少した。また, 死菌体によるNIPの吸着も認められたが, 生菌体による吸着量に劣っていた。このことは, 培地中のNIPの減少が, 単なる吸着だけでなく, 菌の生物活性とも関係すると思われたが, 本実験の範囲ではNIPの分解物を確認することはできなかった。菌体によるNIPの吸収は否定できないが, さらに検討を要する。一定量の F. oxysporum 菌糸にNIP溶液を繰返し接触させ, 菌糸による最大NIP吸着量を計算した結果, 生体重1mg当り約2.7γと推定された。

Key concepts: NIP, Materials science, Composite material

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