2009Nihon Naika Gakkai ZasshiOpen access

2) Diabetic Nephropathy

Hirofumi Makino

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Abstract

2) .これは糖 尿病,とくに 2 型糖尿病の患者が増加している ことが背景にあり,その合併症としての腎症も 増加していると考えられる.また,糖尿病と診 断されているにもかかわらず,適切な診断や治 療を行われなかったため,あるいは医療機関を 受診していないため,気付いた時には腎機能が かなり低下していることもある. 2.CKDとしての糖尿病性腎症 近年,尿蛋白の存在や腎機能低下が持続する ことが心血管系疾患の危険因子となることが明 らかになり,慢性腎臓病 (CKD:chronic kidney disease) という概念が導入された.CKDは,① 尿異常,画像診断,血液,病理で腎障害の存在 が明らかである(とくにアルブミン尿・蛋白尿 の存在が重要) , ②糸球体濾過量 (GFR:glomerular filtration rate) が 60 ml! min!1.73 m 2 , この①, ②のいずれかまたは両方が 3 カ月以上持続する と定義されている.尿蛋白の存在や糸球体濾過 値の低下は末期腎不全への進行の危険因子であ

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2) .これは糖 尿病,とくに 2 型糖尿病の患者が増加している ことが背景にあり,その合併症としての腎症も 増加していると考えられる.また,糖尿病と診 断されているにもかかわらず,適切な診断や治 療を行われなかったため,あるいは医療機関を 受診していないため,気付いた時には腎機能が かなり低下していることもある. 2.CKDとしての糖尿病性腎症 近年,尿蛋白の存在や腎機能低下が持続する ことが心血管系疾患の危険因子となることが明 らかになり,慢性腎臓病 (CKD:chronic kidney disease) という概念が導入された.CKDは,① 尿異常,画像診断,血液,病理で腎障害の存在 が明らかである(とくにアルブミン尿・蛋白尿 の存在が重要) , ②糸球体濾過量 (GFR:glomerular filtration rate) が 60 ml! min!1.73 m 2 , この①, ②のいずれかまたは両方が 3 カ月以上持続する と定義されている.尿蛋白の存在や糸球体濾過 値の低下は末期腎不全への進行の危険因子であ

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2) .これは糖 尿病,とくに 2 型糖尿病の患者が増加している ことが背景にあり,その合併症としての腎症も 増加していると考えられる.また,糖尿病と診 断されているにもかかわらず,適切な診断や治 療を行われなかったため,あるいは医療機関を 受診していないため,気付いた時には腎機能が かなり低下していることもある. 2.CKDとしての糖尿病性腎症 近年,尿蛋白の存在や腎機能低下が持続する ことが心血管系疾患の危険因子となることが明 らかになり,慢性腎臓病 (CKD:chronic kidney disease) という概念が導入された.CKDは,① 尿異常,画像診断,血液,病理で腎障害の存在 が明らかである(とくにアルブミン尿・蛋白尿 の存在が重要) , ②糸球体濾過量 (GFR:glomerular filtration rate) が 60 ml! min!1.73 m 2 , この①, ②のいずれかまたは両方が 3 カ月以上持続する と定義されている.尿蛋白の存在や糸球体濾過 値の低下は末期腎不全への進行の危険因子であ

Key concepts: Medicine, Diabetic nephropathy, Diabetes mellitus, Urology, Endocrinology

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