1997•Drug Metabolism and PharmacokineticsOpen access

Studies on the Metabolic Fate of Neutrophil Elastase Inhibitor ONO-5046Na (1): Plasma Concentration-profile, Distribution and Excretion after Single Intravenous Administration to Rats.

Hiroaki Fujimoto, Haruo Imawaka, Junji Komaba, Ryûzô YAMAMOTO, Seiji HIRAKU

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Abstract

14C-ONO-5046·Naをラットに単回静脈内投与後の血漿中濃度-時間推移,分布および排泄について検討した. 1.雄性ラットに14C-ONO-5046·Naを静脈内急速投与(0.1から100mg/kg)すると,消失相における半減期は163.61から192.72分であった.1mg/kgまではAUC0-∞は用量に比例して増加した.0.1から100mg/kgまでの投与量では雌雄間の動態パラメータに大きな差はなかった. 2.雄性ラットに14C-ONO-5046·Naを0.1,1および10mg/kg/hrの速度で3時間静脈内持続投与した時,血漿中放射能はおよそ1.5時間で定常状態に達していた.また,定常状態の血漿中放射能濃度およびAUC0-∞は用量に依存して増加しており,消失半減期は232.29から631.63分であった. 3.雌雄ラットに1mg/kgの用量で静脈内急速投与後30分において放射能は全身に分布し,腎臓,小腸および小腸内容物に高濃度の放射能が認められた.投与後24時間では放射能はほとんどの組織で定量限界となり,残留性を示す臓器は認められなかった. 4.雄性ラットに14C-ONO-5046·Naを1mg/kgの用量で静脈内急速投与した後,24時間の糞および尿中排泄率はそれぞれ24.0および73.1%であった.投与後72時間までに尿と糞に排泄された総放射能は投与量の99.4%であった.一方,雌性ラットでは投与後24時間で糞および尿に排泄された割合はそれぞれ8.2および91.9%と雌雄差が認められた. 5.雌雄ラットに14C-ONO-5046·Naを1mg/kgの用量で静脈内急速投与した時,2時間までの胆汁排泄率はそれぞれ33.0および14.0%であり雌雄差が認められた.また,投与後48時間までの累積排泄率はそれぞれ35.9および15.4%であった.胆汁中の放射能のほとんどが投与後2時間までに排泄された. 6.14C-ONO-5046·Naを1mg/kgの用量で静脈内急速投与し排泄された胆汁を受容ラットの十二指腸内へ注入し,胆汁および尿へ回収された放射能から求めた再吸収率は雄および雌性ラットでそれぞれ38.9および42.5%であった.

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14C-ONO-5046·Naをラットに単回静脈内投与後の血漿中濃度-時間推移,分布および排泄について検討した. 1.雄性ラットに14C-ONO-5046·Naを静脈内急速投与(0.1から100mg/kg)すると,消失相における半減期は163.61から192.72分であった.1mg/kgまではAUC0-∞は用量に比例して増加した.0.1から100mg/kgまでの投与量では雌雄間の動態パラメータに大きな差はなかった. 2.雄性ラットに14C-ONO-5046·Naを0.1,1および10mg/kg/hrの速度で3時間静脈内持続投与した時,血漿中放射能はおよそ1.5時間で定常状態に達していた.また,定常状態の血漿中放射能濃度およびAUC0-∞は用量に依存して増加しており,消失半減期は232.29から631.63分であった. 3.雌雄ラットに1mg/kgの用量で静脈内急速投与後30分において放射能は全身に分布し,腎臓,小腸および小腸内容物に高濃度の放射能が認められた.投与後24時間では放射能はほとんどの組織で定量限界となり,残留性を示す臓器は認められなかった. 4.雄性ラットに14C-ONO-5046·Naを1mg/kgの用量で静脈内急速投与した後,24時間の糞および尿中排泄率はそれぞれ24.0および73.1%であった.投与後72時間までに尿と糞に排泄された総放射能は投与量の99.4%であった.一方,雌性ラットでは投与後24時間で糞および尿に排泄された割合はそれぞれ8.2および91.9%と雌雄差が認められた. 5.雌雄ラットに14C-ONO-5046·Naを1mg/kgの用量で静脈内急速投与した時,2時間までの胆汁排泄率はそれぞれ33.0および14.0%であり雌雄差が認められた.また,投与後48時間までの累積排泄率はそれぞれ35.9および15.4%であった.胆汁中の放射能のほとんどが投与後2時間までに排泄された. 6.14C-ONO-5046·Naを1mg/kgの用量で静脈内急速投与し排泄された胆汁を受容ラットの十二指腸内へ注入し,胆汁および尿へ回収された放射能から求めた再吸収率は雄および雌性ラットでそれぞれ38.9および42.5%であった.

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14C-ONO-5046·Naをラットに単回静脈内投与後の血漿中濃度-時間推移,分布および排泄について検討した. 1.雄性ラットに14C-ONO-5046·Naを静脈内急速投与(0.1から100mg/kg)すると,消失相における半減期は163.61から192.72分であった.1mg/kgまではAUC0-∞は用量に比例して増加した.0.1から100mg/kgまでの投与量では雌雄間の動態パラメータに大きな差はなかった. 2.雄性ラットに14C-ONO-5046·Naを0.1,1および10mg/kg/hrの速度で3時間静脈内持続投与した時,血漿中放射能はおよそ1.5時間で定常状態に達していた.また,定常状態の血漿中放射能濃度およびAUC0-∞は用量に依存して増加しており,消失半減期は232.29から631.63分であった. 3.雌雄ラットに1mg/kgの用量で静脈内急速投与後30分において放射能は全身に分布し,腎臓,小腸および小腸内容物に高濃度の放射能が認められた.投与後24時間では放射能はほとんどの組織で定量限界となり,残留性を示す臓器は認められなかった. 4.雄性ラットに14C-ONO-5046·Naを1mg/kgの用量で静脈内急速投与した後,24時間の糞および尿中排泄率はそれぞれ24.0および73.1%であった.投与後72時間までに尿と糞に排泄された総放射能は投与量の99.4%であった.一方,雌性ラットでは投与後24時間で糞および尿に排泄された割合はそれぞれ8.2および91.9%と雌雄差が認められた. 5.雌雄ラットに14C-ONO-5046·Naを1mg/kgの用量で静脈内急速投与した時,2時間までの胆汁排泄率はそれぞれ33.0および14.0%であり雌雄差が認められた.また,投与後48時間までの累積排泄率はそれぞれ35.9および15.4%であった.胆汁中の放射能のほとんどが投与後2時間までに排泄された. 6.14C-ONO-5046·Naを1mg/kgの用量で静脈内急速投与し排泄された胆汁を受容ラットの十二指腸内へ注入し,胆汁および尿へ回収された放射能から求めた再吸収率は雄および雌性ラットでそれぞれ38.9および42.5%であった.

Key concepts: Neutrophil elastase, Excretion, Distribution (mathematics), Elastase, Pharmacology, Chemistry, Medicine, Endocrinology

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