Membrane Thickness of Microcapsules Generated by Complex Coacervation Method.
Hiroyuki Kage, Naoki Yada, Masae Kunimasa, Hironao Ogura, Yoshizo Matsuno
Abstract
Open-access reader
Hiroyuki Kage, Naoki Yada, Masae Kunimasa, Hironao Ogura, Yoshizo Matsuno
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芯物質に粒子径が揃い表面の疎水化処理が可能なガラスビーズをモデル粒子として用い, ゼラチン-アラビアゴム系の複合コアセルベーション法によってマイクロカプセルを製作し, カプセル化時の操作諸条件が生成カプセルの膜厚に及ぼす影響を検討した.本報ではコアセルベーション法の特徴を生かし粒子径の揃った固体芯物質を利用することにより, 一次乳化の影響を排除し, 二次乳化に当たる機構のみを取り出して検討することに成功した.系統立ったカプセル化実験の結果から, 酢酸添加量の増加によってより厚いカプセル膜が得られるが, 多量の添加では膜硬化時の pH を下げるため, 逆にカプセルの生成を阻害すること, 芯物質表面の疎水化はカプセル化に必要な酢酸添加量の減少をもたらすこと, 共存塩の添加はカプセル膜を薄くするが, 極少量の添加では逆に厚くする効果のあることが明らかとなった.
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芯物質に粒子径が揃い表面の疎水化処理が可能なガラスビーズをモデル粒子として用い, ゼラチン-アラビアゴム系の複合コアセルベーション法によってマイクロカプセルを製作し, カプセル化時の操作諸条件が生成カプセルの膜厚に及ぼす影響を検討した.本報ではコアセルベーション法の特徴を生かし粒子径の揃った固体芯物質を利用することにより, 一次乳化の影響を排除し, 二次乳化に当たる機構のみを取り出して検討することに成功した.系統立ったカプセル化実験の結果から, 酢酸添加量の増加によってより厚いカプセル膜が得られるが, 多量の添加では膜硬化時の pH を下げるため, 逆にカプセルの生成を阻害すること, 芯物質表面の疎水化はカプセル化に必要な酢酸添加量の減少をもたらすこと, 共存塩の添加はカプセル膜を薄くするが, 極少量の添加では逆に厚くする効果のあることが明らかとなった.
Key concepts: Coacervate, Membrane, Materials science, Chemical engineering, Chemistry, Chromatography, Engineering, Biochemistry