1990Japanese Journal of Crop ScienceOpen access

Effects of planting date and planting density on a high yielding soybean cultivar grown at drained paddy field in Sanyo District.

Shinji Shimada, Fumihiko Hirokawa, Toshio Miyagawa

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Abstract

山陽地域における水田転換畑ダイズの多収要因を明らかにするため, 同地域の主要品種であるタマホマレを用いて播種期, 栽植密度についての処理を行ない, 主として茎葉の生長と収量および収量構成要素との関係を検討した。収量および生育期間中の最高莢数, 稔実莢数は, いずれも最高LAI, m2当たり茎乾重, m2当たり総節数と高い正の相関関係が認められた。収量は最高LAIの増大に伴い, 直線的に増加し, 最高LAIが9程度で600 gm-2程度の多収が得られた。この結果から, 個体群栄養生長量の増大が莢数の増大を促し, そのことが多収に結び付いていることが判った。粒茎比は栄養生長量とは負の相関を示した。このように極めて繁茂した条件で多収が得られた原因として日照, 気温に恵まれた気象条件, 比較的肥沃で水分ストレスが少ない水田転換畑の土壌条件が推察された。また, 早播, 密植のいずれの処理も栄養生長量を増大させたが, 多収化に寄与したのは早播処理のみであった。これらのことから, 結実期間の長さも多収性に貢献していることが推察された。

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山陽地域における水田転換畑ダイズの多収要因を明らかにするため, 同地域の主要品種であるタマホマレを用いて播種期, 栽植密度についての処理を行ない, 主として茎葉の生長と収量および収量構成要素との関係を検討した。収量および生育期間中の最高莢数, 稔実莢数は, いずれも最高LAI, m2当たり茎乾重, m2当たり総節数と高い正の相関関係が認められた。収量は最高LAIの増大に伴い, 直線的に増加し, 最高LAIが9程度で600 gm-2程度の多収が得られた。この結果から, 個体群栄養生長量の増大が莢数の増大を促し, そのことが多収に結び付いていることが判った。粒茎比は栄養生長量とは負の相関を示した。このように極めて繁茂した条件で多収が得られた原因として日照, 気温に恵まれた気象条件, 比較的肥沃で水分ストレスが少ない水田転換畑の土壌条件が推察された。また, 早播, 密植のいずれの処理も栄養生長量を増大させたが, 多収化に寄与したのは早播処理のみであった。これらのことから, 結実期間の長さも多収性に貢献していることが推察された。

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山陽地域における水田転換畑ダイズの多収要因を明らかにするため, 同地域の主要品種であるタマホマレを用いて播種期, 栽植密度についての処理を行ない, 主として茎葉の生長と収量および収量構成要素との関係を検討した。収量および生育期間中の最高莢数, 稔実莢数は, いずれも最高LAI, m2当たり茎乾重, m2当たり総節数と高い正の相関関係が認められた。収量は最高LAIの増大に伴い, 直線的に増加し, 最高LAIが9程度で600 gm-2程度の多収が得られた。この結果から, 個体群栄養生長量の増大が莢数の増大を促し, そのことが多収に結び付いていることが判った。粒茎比は栄養生長量とは負の相関を示した。このように極めて繁茂した条件で多収が得られた原因として日照, 気温に恵まれた気象条件, 比較的肥沃で水分ストレスが少ない水田転換畑の土壌条件が推察された。また, 早播, 密植のいずれの処理も栄養生長量を増大させたが, 多収化に寄与したのは早播処理のみであった。これらのことから, 結実期間の長さも多収性に貢献していることが推察された。

Key concepts: Sowing, Cultivar, Agronomy, Biology, Environmental science

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Effects of planting date and planting density on a high yielding soybean cultivar grown at drained paddy field in Sanyo District. — Research Paper | ScholarLens