The Effect of Narrow-band UVB for Treatment of Generalized Vitiligo
Yoshihiro KATO, Yoichi Shintani, Akimichi Morita
Abstract
Yoshihiro KATO, Yoichi Shintani, Akimichi Morita
Abstract
尋常性白斑に対してはステロイドの内服・外用, ビタミンD3軟膏外用, PUVA療法が今まで用いられてきたが, 難治であり治療に苦慮する場合が多い。最近, ナローバンドUVB (311nm) の照射が尋常性白斑に著効することが明らかとなってきた。そこで, 顔, 躯幹, 手指, 手背に病変の見られる汎発型尋常性白斑患者4人にナローバンドUVB療法を行った。平均年齢は51歳。平均罹患期間は約12年。照射方法は最少紅斑量 (MED) の50%から開始し, 毎回10%の増量を行った。最大照射量は白斑に色素沈着が見られた照射量とした。照射回数は10~39回 (9.8~38.4 J/cm2) で, 顔面の全例, 体幹の1例で寛解もしくはほぼ寛解が, 体幹の1例では若干の色素沈着が得られた。体幹の1例と手の2例は色素沈着が得られなかった。副作用は1例で顔の正常皮膚の色素の増強を認めたが, 照射量を減量し治療を継続することで軽減した。顔面, 躯幹の汎発型の尋常性白斑においてナローバンドUVB療法に効果があることが明らかとなった。
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尋常性白斑に対してはステロイドの内服・外用, ビタミンD3軟膏外用, PUVA療法が今まで用いられてきたが, 難治であり治療に苦慮する場合が多い。最近, ナローバンドUVB (311nm) の照射が尋常性白斑に著効することが明らかとなってきた。そこで, 顔, 躯幹, 手指, 手背に病変の見られる汎発型尋常性白斑患者4人にナローバンドUVB療法を行った。平均年齢は51歳。平均罹患期間は約12年。照射方法は最少紅斑量 (MED) の50%から開始し, 毎回10%の増量を行った。最大照射量は白斑に色素沈着が見られた照射量とした。照射回数は10~39回 (9.8~38.4 J/cm2) で, 顔面の全例, 体幹の1例で寛解もしくはほぼ寛解が, 体幹の1例では若干の色素沈着が得られた。体幹の1例と手の2例は色素沈着が得られなかった。副作用は1例で顔の正常皮膚の色素の増強を認めたが, 照射量を減量し治療を継続することで軽減した。顔面, 躯幹の汎発型の尋常性白斑においてナローバンドUVB療法に効果があることが明らかとなった。
Key concepts: Vitiligo, Dermatology, Medicine, PUVA therapy, Psoriasis