1996Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi Journal of Japanese Association for Acute MedicineOpen access

Study of hypoxanthine and xanthine after experimental head injuries.

Akira Fuse

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Abstract

University of California, San Francisco方式によりラット頭部にfluid-percussion impact (4.8-5.6atm)を与えた際の脳におけるエネルギー状態およびプリン代謝の推移について検討した。偽手術群,頭部外傷後5, 15, 30分および1時間で左右大脳半球におけるATP, ADP, AMP, hypoxanthine (HX), xanthine (X), uric acidを高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて測定し,これよりenergy charge, total adenine nucleotide (TAN)を算出した。脳摘出は自発呼吸および血圧管理下で頭蓋骨に直接液体窒素を滴下し凍結断頭した。energy chargeは偽手術群と比較して外傷後5分から1時間の経過中,若干の低下を認めるものの著明な変化はなく各群間に有意差を認めなかった。TANもenergy chargeと同様,偽手術群と比較して外傷後5分から1時間の経過中,著明な変化を認めず各群間に有意差を認めなかった。しかし,偽手術群では観察されなかったHX, Xが外傷後5分の患側でHX 0.05±0.001, X 0.013±0.0002μmol/g wet weightと認められ,15分を経て,30分の患側でHX 0.17±0.001, X 0.016±0.0003まで増加した。健側では5分,15分では認められず,30分でHX 0.05±0.001, X 0.013±0.0001が観察され,オキシプリンの増加という虚血性変化が頭部外傷においても確認された。頭部外傷後有意なエネルギー状態の低下が認められず,HX, Xが蓄積したのは組織障害下で一時的に虚血状態になり,ミトコンドリアにおけるATP合成の抑制により蓄積したAMPが分解を受けたことによると推測され,代謝調節的にも理にかなっていると考えられた。しかしながら,energy chargeやTANが変動しなかったことは一時的にAMPの分解によりoxypurineが産生されるものの,adenine nucleotideの再生系が急激に働き,これらの値を一定に保っているものと考えられた。

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University of California, San Francisco方式によりラット頭部にfluid-percussion impact (4.8-5.6atm)を与えた際の脳におけるエネルギー状態およびプリン代謝の推移について検討した。偽手術群,頭部外傷後5, 15, 30分および1時間で左右大脳半球におけるATP, ADP, AMP, hypoxanthine (HX), xanthine (X), uric acidを高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて測定し,これよりenergy charge, total adenine nucleotide (TAN)を算出した。脳摘出は自発呼吸および血圧管理下で頭蓋骨に直接液体窒素を滴下し凍結断頭した。energy chargeは偽手術群と比較して外傷後5分から1時間の経過中,若干の低下を認めるものの著明な変化はなく各群間に有意差を認めなかった。TANもenergy chargeと同様,偽手術群と比較して外傷後5分から1時間の経過中,著明な変化を認めず各群間に有意差を認めなかった。しかし,偽手術群では観察されなかったHX, Xが外傷後5分の患側でHX 0.05±0.001, X 0.013±0.0002μmol/g wet weightと認められ,15分を経て,30分の患側でHX 0.17±0.001, X 0.016±0.0003まで増加した。健側では5分,15分では認められず,30分でHX 0.05±0.001, X 0.013±0.0001が観察され,オキシプリンの増加という虚血性変化が頭部外傷においても確認された。頭部外傷後有意なエネルギー状態の低下が認められず,HX, Xが蓄積したのは組織障害下で一時的に虚血状態になり,ミトコンドリアにおけるATP合成の抑制により蓄積したAMPが分解を受けたことによると推測され,代謝調節的にも理にかなっていると考えられた。しかしながら,energy chargeやTANが変動しなかったことは一時的にAMPの分解によりoxypurineが産生されるものの,adenine nucleotideの再生系が急激に働き,これらの値を一定に保っているものと考えられた。

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Limitations

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Applications

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Available abstract

University of California, San Francisco方式によりラット頭部にfluid-percussion impact (4.8-5.6atm)を与えた際の脳におけるエネルギー状態およびプリン代謝の推移について検討した。偽手術群,頭部外傷後5, 15, 30分および1時間で左右大脳半球におけるATP, ADP, AMP, hypoxanthine (HX), xanthine (X), uric acidを高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて測定し,これよりenergy charge, total adenine nucleotide (TAN)を算出した。脳摘出は自発呼吸および血圧管理下で頭蓋骨に直接液体窒素を滴下し凍結断頭した。energy chargeは偽手術群と比較して外傷後5分から1時間の経過中,若干の低下を認めるものの著明な変化はなく各群間に有意差を認めなかった。TANもenergy chargeと同様,偽手術群と比較して外傷後5分から1時間の経過中,著明な変化を認めず各群間に有意差を認めなかった。しかし,偽手術群では観察されなかったHX, Xが外傷後5分の患側でHX 0.05±0.001, X 0.013±0.0002μmol/g wet weightと認められ,15分を経て,30分の患側でHX 0.17±0.001, X 0.016±0.0003まで増加した。健側では5分,15分では認められず,30分でHX 0.05±0.001, X 0.013±0.0001が観察され,オキシプリンの増加という虚血性変化が頭部外傷においても確認された。頭部外傷後有意なエネルギー状態の低下が認められず,HX, Xが蓄積したのは組織障害下で一時的に虚血状態になり,ミトコンドリアにおけるATP合成の抑制により蓄積したAMPが分解を受けたことによると推測され,代謝調節的にも理にかなっていると考えられた。しかしながら,energy chargeやTANが変動しなかったことは一時的にAMPの分解によりoxypurineが産生されるものの,adenine nucleotideの再生系が急激に働き,これらの値を一定に保っているものと考えられた。

Key concepts: Hypoxanthine, Xanthine, Energy charge, Uric acid, Adenine nucleotide, Medicine, Nucleotide, Internal medicine

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Study of hypoxanthine and xanthine after experimental head injuries. — Research Paper | ScholarLens