1988•Japanese Journal of Applied Entomology and ZoologyOpen access

Predatory effect of Orius sp. (Hemiptera: Anthocoridae) on the density of Thrips palmi KARNY (Thysanoptera: Thripidae) on eggplant.

Kazuya Nagai, Takaaki HIRAMATSU, Takashi HENMI

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Abstract

ミナミキイロアザミウマの天敵としてのOrius sp.の有効性を明らかにするため,ミナミキイロアザミウマが発生するポット栽培のナスにOrius sp.を放飼し生息密度に及ぼす影響を調査した。1) ミナミキイロアザミウマのみ発生がみられるナスにMPP乳剤を散布した場合,ミナミキイロアザミウマの生息密度は'無散布区と比較してやや抑制された。しかし,Orius sp.とミナミキイロアザミウマを放飼したナスにMPP乳剤を散布し,Orius sp.の生息密度を低下させると,無散布区に比較してミナミキイロアザミウマの生息密度はきわめて高まった。2) ミナミキイロアザミウマが葉当り約60匹発生する本葉7.5葉展開したナスの育苗ポットにケージを被せ,そのなかにOrius sp.の成虫1匹と老齢幼虫5匹を放飼すると,ミナミキイロアザミウマの生息密度は放飼6日後から低下し始め,13日後には無放飼の60分の1に当たる葉当り0.3匹まで減少した。3) 以上の結果,Orius sp.は,ミナミキイロアザミウマの生息密度を低下させることができる有力な天敵のひとつであると判断された。

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ミナミキイロアザミウマの天敵としてのOrius sp.の有効性を明らかにするため,ミナミキイロアザミウマが発生するポット栽培のナスにOrius sp.を放飼し生息密度に及ぼす影響を調査した。1) ミナミキイロアザミウマのみ発生がみられるナスにMPP乳剤を散布した場合,ミナミキイロアザミウマの生息密度は'無散布区と比較してやや抑制された。しかし,Orius sp.とミナミキイロアザミウマを放飼したナスにMPP乳剤を散布し,Orius sp.の生息密度を低下させると,無散布区に比較してミナミキイロアザミウマの生息密度はきわめて高まった。2) ミナミキイロアザミウマが葉当り約60匹発生する本葉7.5葉展開したナスの育苗ポットにケージを被せ,そのなかにOrius sp.の成虫1匹と老齢幼虫5匹を放飼すると,ミナミキイロアザミウマの生息密度は放飼6日後から低下し始め,13日後には無放飼の60分の1に当たる葉当り0.3匹まで減少した。3) 以上の結果,Orius sp.は,ミナミキイロアザミウマの生息密度を低下させることができる有力な天敵のひとつであると判断された。

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ミナミキイロアザミウマの天敵としてのOrius sp.の有効性を明らかにするため,ミナミキイロアザミウマが発生するポット栽培のナスにOrius sp.を放飼し生息密度に及ぼす影響を調査した。1) ミナミキイロアザミウマのみ発生がみられるナスにMPP乳剤を散布した場合,ミナミキイロアザミウマの生息密度は'無散布区と比較してやや抑制された。しかし,Orius sp.とミナミキイロアザミウマを放飼したナスにMPP乳剤を散布し,Orius sp.の生息密度を低下させると,無散布区に比較してミナミキイロアザミウマの生息密度はきわめて高まった。2) ミナミキイロアザミウマが葉当り約60匹発生する本葉7.5葉展開したナスの育苗ポットにケージを被せ,そのなかにOrius sp.の成虫1匹と老齢幼虫5匹を放飼すると,ミナミキイロアザミウマの生息密度は放飼6日後から低下し始め,13日後には無放飼の60分の1に当たる葉当り0.3匹まで減少した。3) 以上の結果,Orius sp.は,ミナミキイロアザミウマの生息密度を低下させることができる有力な天敵のひとつであると判断された。

Key concepts: Anthocoridae, Thripidae, Biology, Hemiptera, Thrips, Heteroptera, Botany, Predation

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Predatory effect of Orius sp. (Hemiptera: Anthocoridae) on the density of Thrips palmi KARNY (Thysanoptera: Thripidae) on eggplant. — Research Paper | ScholarLens